ateier qucchane

～笑顔になる”うつわ”ライフ～

クッチャネというのは、そのまんまですが食べて寝ることです。生きていく基本はまずきちんと食べること、しっかり眠ること。

その想いから、クッチャネのうつわで、楽しく笑顔になる食事時間になってもらえるように、日々作っております。

使っている時に絵柄が見えて楽しいというのはもちろん、食器棚に置いてあっても飾ってあるような楽しさがあるようなデザインを心掛けてます。

今から約１０年前。

沖縄県那覇市沖映通りに、ひとつの陶芸教室ができました。

独立した作家個人が工房・教室を始めた形ではありませんでした。

講師募集をしていたところ、沖縄県立芸術大学院生（陶芸科）とのご縁があり、さらには同じく県芸出身の方が県外から沖縄に移住とのタイミングも重なりご縁が舞い込んできたことで、教室が整う形となりました。

その後、教室だけでなく飲食店やお花屋さんとコラボ企画などをし、教室会員さまと共に歩み、陶芸を通してたくさんの人とつながることができました。

その方々からの応援や活力が今のクッチャネを作る、作りたい！につながっているかもしれません。

そうして教室業務をしていくうち、講師陣がひとつのチームとなり陶芸ブランドを作ってみようと試みます。

皆、芸術大学で陶芸を学び、個々に作家としても活動していくスタイルがあったので、各々が持つ個性やセンスを融合したり、いっしょに発想し作り上げることに好奇心を感じていたのだと思います。

今でもそのわくわくを真ん中に作ることが大事にされています。

また、那覇のやちむん通りにあるカフェ茶太郎さま（現在は飲食営業はしてないのですが）とのご縁があり、料理皿として使ってくださったり、販売していただき多くの方に工房商品をお届けすることができました。

現在も沢山お取り扱いいただいております。

その後、ご縁が広がり、県内で商品を取り扱って下さるお店が徐々に増えていきます。

そんな中、お客様よりお声もいただき、直接商品をお渡しできる機会があればと思い県外デパートでの沖縄物産展、各種イベントに参加するようになりました。

2020年には工房の一部に物販コーナーを設けたり、通販も始めることになりました。

そうしたお客様との交流の中で得たものも製作に生きております。

今後も変わらず、お客様、お取り扱いいただいてます店舗様、そして設立当初から見守りいただいております教室の会員様へatelier qucchane を手に取ってくださる方々が笑顔になってくれるようなことを発掘し続けていけたらと思います。

※現在、教室業務は休止しております。